建築人間化補完計画

私は、6年間医学部医学科で、生物学、生命科学、人体生理学、解剖学、病理学、身体医学を学び、その後某精神科病院で研修医として精神医学の道に進んでいる。

これらは建築を人間化し補完するためのステップである。建築と人間には共通点がある。水回りと血管循環系、電気回りと神経伝達系、空気回りと呼吸器系、配管設備と腎尿路系、人の出入りと消化管系などである。

個人的な考えであるが、建築にとって人間は、人間にとってのウイルスまたは細菌と考える。要するに建築は人間というウイルスまたは細菌により感染症になりうるし、一方で腸内細菌により腸管内を安定に調整されうる。

一つ一つ説明していきたいところだが、心身二元論にも触れておきたい。人間は、心と身体に別れているという論であるが、建築も意匠と構造に別れる。心を精神とすれば、建築の意匠は人間の精神と関連があるかもしれない。

人の身体から精神へ学びを進め、建築の構造から意匠へ学びを進めていく。

このブログは、上記の観点で話を進めていく予定である。

Retro Virus

建築人間化補完計画。 建築は実に人間的である。 メタボリズムやアミニズム文化などが日本にはあるが、建築の人間化は可能かどうか。 精神病理学、精神分析、精神医学史から考察する。

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